今まで気になっていたけどセット販売でのみで購入を悩んでいたターナーアクリルガッシュの暗黒ブラックがついに単色発売されたので実際に使ってみました!
パッケージ?チューブのデザインはブラックホールをイメージしてるような……わかりやすく上の方に【暗黒】と書いてあるので目印はこれですね
どんな絵の具?
公式サイトさんでは【暗闇のように深い黒】と紹介されていて多くの光を吸収するので光の反射をさせないとのことです
クシャクシャにしたアルミホイルに塗ってあるところだけ凹凸が分からないような画像とかで紹介されていたので興味がある方は暗黒ブラックで検索してください
黒系の絵の具で比較してみた
せっかくなのでターナーさんだけでなく他のメーカーさんの絵の具とも比較してみました
右から
・ターナーのアクリルガッシュのジェットブラック
・ターナーのU-35のジェットブラック
・リキテックスレギュラーのアイボリーブラック
・リキテックスリキッドのカーボンブラック
・ちょっとマットな感じなのかなと思ったのでホルベインのマットタイプ
のアクリル絵の具を出してみました
他の絵の具に気になるものがあった方はこちらでも紹介しています→【アクリル絵の具】15のメーカー商品それぞれ調べてみました!
ちなみに暗黒ブラックの絵の具の固さは半液体くらいのけっこう柔らかい印象(リキテックスのソフト系の絵の具のような感じです)
乾くまでは他の絵の具よりちょっとだけ乾くのが早い気がするくらいで特に何も思っていませんでしたが、乾いたらだいぶ変化しました
なんと凹凸がわかりにくいのですよ!
いちばん右が暗黒ブラック
正面からだとかなり平面に見えるのですが実は横から見るとけっこう盛ってる状態にしていたのでスゴイです
そして光の反射が少ないからかとても黒く見える!
ちなみに公式サイトさんでは塗装後に乾いても触らないようにと注意されていたのが気になったので乾いたついでに指でものすごく擦ってみました
数回擦るだけでもツヤが出て凹凸が分かりやすくなったので磨いたりすると暗黒ではなくなるので注意なんですね
ちなみに他には水濡れと乾燥後に塗膜を動かすと割れるとのことですのでこちらも注意です
凹凸が目立たないと何ができるのか
使い方は発想しだいなところはありますが
真っ黒に塗りたいけどムラや筆跡などの凹凸が気になる時に柔らかい筆でこの絵の具を塗ると簡単に真っ黒にできたり、黒い絵の具だけ使ってみたり……
他には明るいところだと影とか出やすいのですが暗いところだと他の黒よりも影に馴染むのも面白いところ
こんな感じの木片の上部分(平面と斜めになってるところ)を影っぽいところで見るとですね
こんな感じに凹凸が分かりにくく平らなように見えるんですよ
ただ最近のスマホのカメラは優秀なので暗いところでもクッキリ写るので目に見えてるように撮る方が難しいので機能によっては写真だとわかりやすくなったりはします
光の当たり方とか見る角度で見え方が変わるので立体的なモノの方が面白いことができそうですよね
プラスチック片にも塗れたので私も色々試してみたいと思ってます
メーカ希望価格と容量と購入リンクは下記です
20ml 410円
40ml 800円(2022年10月の価格です)
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