以前こちらの記事(→ターナーのラメカラーって何に使うの?使ってみたら意外な発見をした )でターナーアクリルガッシュのラメカラーは
「絵の具にラメが入っているだけなんじゃないかな?」
「普通に絵の具にラメ混ぜて使えれば自分でアレンジし放題じゃん!」
と思ったので実際にアクリル絵の具にラメを混ぜてみます。
※ガラス絵での見え方を調べているので他の物との見え方は異なる場合があります。
混ぜてみた
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/dsc_10714963516504011985072.jpg)
今回はラメだけでなくラメグリッター(画像 白と黒)とクラッシュフィルム?(画像ピンクと青)も同様に試してみました。
【結果】
ラメ
・ラメカラーを混ぜた色と比べるとラメが控えめにしか見えない。
・素直にラメカラーを使った方がラメが散らばることもなく、ラメがキレイに入る。
・透かしても変化なし。
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/dsc_10908261807042604644273.jpg)
上がラメカラー、下がターナーアクリルガッシュ+ラメ
ラメグリッター
・うっすら影が見える程度で、絵の具でコーティングされてしまうと見えなくなる。
・透かしても見えない。
クラッシュフィルム
・ラメグリッター同様。
・厚みがバラバラなのでくっつくとは限らない。
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/dsc_10814922299998394342846.jpg)
左がラメグリッター、右はクラッシュフィルム
ラメグリッターとクラッシュフィルムは使えないのか?
ラメはラメカラーで代用できるとして…
ラメグリッターとクラッシュフィルムは絵の具がコーティングされてしまってイマイチな結果になってしまいました。
今後使うかどうかは置いといて、
コーティングしないようにくっつけてしまえば改善できるのではないかと思ったので先にくっつけて、乾燥後に絵の具を塗ってみました。
画像は水性ニスでくっつけてみたもの↓
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/img_20181102_1133113874753710263271599.jpg)
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/img_20181102_113340576672835706742912.jpg)
透かすと光り方が変わって別の色に見えるようになります。
水性ニスかマニキュアのトップコート(透明なあれ)かレジン辺りが良いです。
木工用ボンドは透明度が低く乾きにくいし、のりは接着力が弱くて簡単に剥がれます。
上にリキテックスの絵の具を塗ったもの↓
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/dsc_10844801700500582288203.jpg)
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/dsc_10855703772374839962663.jpg)
きちんとキラキラしてる部分が活かすことができました。
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/dsc_10898178823294326617149.jpg)
ターナーアクリルガッシュを塗って透かしてみると絵の具の濃さも相まって両方とも光をさえぎるのでリキテックスの絵の具みたいな透明度のあるものを使うなどの工夫は必要です。
まとめ
ラメを使いたい場合は素直にラメカラーの絵の具を、
ラメグリッターやクラッシュフィルムを使いたい場合は1度くっつけてから絵の具を塗れば活用できるようです。
透かしたい場合は透明度のある絵の具を使った方が良いかと思います。
追記
例外としてリキテックスの絵の具+ラメはラメカラーを使ったときのように見えますが、透かすとターナーアクリルガッシュ同様ラメは見えなくなりました。
![](http://ri-animalart.com/wp-content/uploads/2018/11/dsc_10915493042256492627493.jpg)
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