ガラスに絵を描く時にアクリル絵の具を付きやすくするために作られた
【ガラスプライマー】
というものがあります。
ガラスから絵の具が剥がれ落ちにくくなるということですから作品が長持ちすると考えられますよね?
せっかく描いた作品です!長持ちしてもらえれば本望…
ということで今回は
【ターナーアクリルガッシュ ガラスプライマー】
を試してみました!
ターナーアクリルガッシュ ガラスプライマーの説明
割れないPETのボトルに入っているMADE IN JAPANです。
60mlサイズは500円でお釣りが返ってくる価格で買えます。
キャンプを外すとこんな感じになってます。
*裏に記載されているの使い方説明*
・接着力にすぐれたガラス用下塗り剤です。
・そのままか約10%の水で薄めて塗ってください。
・できるだけ薄く、1~2度塗りで仕上げてください。
・アクリルガッシュを塗り重ねるまで、1日以上乾燥させてください。
説明に沿って実際に使ってみた
分かりにくいので絵に透かしてますが…
左側のモザイク掛かっているのが原液を1度塗り、右半分は感覚的に水で薄めて塗りました。
この時点で塗りムラが出ているので自分の作品には薄々合わない気がしてますが続けます…
乾かして絵の具を塗りました
※同じ絵の具です
※ひっくり返しているので原液が右側です
絵の具が付いている面は塗りムラが気にならないので、ガラス全面に絵を描く場合には合うんだと思います。
最後は絵の具の乾燥後に削ってみます…
薄めた方はガラスプライマーを塗ってないときと同じような感じで、
薄めずに塗った方はだいぶ落ちにくいです。
でも削るのはあまりやらない方がよさそうですね。
ガラスプライマーの付いている部分に絵の具の削りかすが入り込んでクレヨンでガリガリこすったようになりました。
こういう使い方がしたい方は向いているのかも…
ガラスプライマーについてまとめ
[メリット]
・接着力があるので絵の具が剥がれないように長持ちさせたいときに効果がある。
・水で薄めて塗ればムラが目立ちにくくなる
・塗った絵の具をを削り落とすとクレヨンで描いたようなタッチになる。
[デメリット]
・乾かすのに1日必要。
・ガラスの透明部分を活かしたい時は塗りムラが非常に気になる。
・水で薄めて塗ると効果がイマイチわからない
・絵の具を削り落としにくい。
[結果]
・絵の具を塗って削ってまた塗って…を繰り返すのに絵の具が削れない
・絵の周辺の景色も作品に取り入れたいのにガラスプライマーの塗りムラが気になってしまう
この2つの理由は特に自分の作品には向かないし、ガラスプライマーを使っても削ろうと思えば絵の具を落とせるのであまり必要性は感じられなかったです。
余談:余ったガラスプライマーは別の使い方を考え中です☆
追記1:余ったガラスプライマーは透明な絵の具のような使い方をするのもなかなか面白かったです。
追記2:スポンジなどでポンポンと叩きつけるような塗り方をしたあと絵の具を塗ると、絵の具がヒビ割れやすくなるので注意です。
筆などでムラができないように塗ることをオススメします。
普通にガラス一面に絵を色を塗るときは落ちにくいのでとても便利ですが、私の作品にはまだまだ使いこなせていない部分が多いので他にも意外な使い方があるかも知れないですね・・・。
ガラスに描いても落ちにくいアクリル絵の具もあるのでコチラも参考にしてみてください↓
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