絵の終わりが分からない?!完成を見極める考え方

絵が理想のように描けないと終わりが分からないことってありませんか?

考え方は色々ありますが完成を見極める考え方の1つに高校の美術の先生が話していたことが当時はなんとも思っていませんでしたが今になって心にスッと響いてすごく納得しています。

さすがに全ては覚えていないのでだいたいなのですが、

「絵が思うように描き終わらなくて どうしたら良いのか、どこで終わりにするのかが分からなくて悩んだら

【もうこれ以上 手を加えたらダメになる】

ところで止めるのがベストだ!」

と言うような話です。

この【もうこれ以上 手を加えたらダメになる】ところが分かるようになることがその絵の完成だと思います。

でも今のこうして絵を描いている自分が感じることはそれだけではないのです。

今の自分の限界を理解して、

今後にどうやって活かすのか…

そして次に描く絵では今回できなかった手法をできるようにしたい!

というような感じで、いきなりムリのあるレベルを求めるのではなく自分のレベルを見極めて少しずつレベルを上げていくイメージが大事なのかなと思います。

なので最初はとにかくたくさん描いてみて自分の描きたい表現を見つけたり、自分だけの個性を見つけたり…色んな経験を積む時間が必要だと思います。

コツがつかめてからじっくり描き込めば自分の限界も分かるし理想通りの作品が完成するかもしれません。

 

少し話が逸れますが、

マルセル・デュシャン
と言う海外の有名な芸術家は男性用の便器を横に倒した物にサインを入れて【泉】と言う作品名で発表していたりもします。
たぶん彼は物を見るときの視点を変えることを表現していると思うですが…
(※気になる方は調べてみてください)

 

そういった考え方もできるので自分がこの作品を作るのを終わりにしたい!と思ったときが作品の完成でも良いですし、じっくり時間をかけて描きたいものには時間をかければ良いと思います。

自分もまだまだ理想の作品で完成と言いきれることがないので悔いなく完成できるように頑張りたいと思います。

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