色と香りの関係性はリアリティな世界を作るのに取り入れたい!

4DXの映画って見たことありますか?
あのシートが動いたり風やらミストが出てきたり匂いを再現して出したりするあれです。

映画の世界がよりリアリティに感じられるようになっているのが特徴の施設ですね。

 

私の作品は基本的には絵ですし、

刺激的な感じではなく1日中ボーっと眺めながら癒されるような空間を作りたいのですが・・・

この4DXの劇場のように視覚や聴覚だけでなくそれ以外での感覚も楽しめる美術館を作れたら面白そうだなぁと思っています。

 

そこで五感のうちの1つ【嗅覚】を取り入れた空間も考えているので色と香りの関係性をまとめてみました。

 

☆五感の1つ【味覚】についてはこちらの記事(味と色のイメージには密接な関係があった)で色と味の関係性のお話をしています。

 

 

色と香りは癒しの相乗効果!

 

香りで癒されるアロマテラピーは有名ですよね?ここに連想する色(絵)を見ることでさらに癒しの効果が表れるんだそうです。

花の絵を眺めながら花の香りがすると違和感は無いと思いますが、花の絵を見ているのにカレーの香りがしたら違和感がありますよね?

何より癒しの方向性が違うので癒されません。

なので香りの効果と香りをイメージする物と色 6種をまとめてみました。

 


【フローラル】

甘い花のような香り

花畑を思い浮かべるような幸福感や華やいだ気持ちにする効果があります。

色: ピンク系、オレンジ、黄色、明るい紫など

 

【ハーブ】

ハーブの清々しい香り

植物や澄んだ空や水を連想するのでリラックスやリフレッシュなど気分転換ができる効果があります。

色: 植物のような緑系、空や水のような青

 

【フルーティー】

フルーツのような甘ずっぱい香り

開放感や前向きで明るい気持ちにする効果
グレープフルーツの香りは購買欲を高める実験結果もあるそう・・・。

色: 黄色や白、オレンジ、ピンクなどカラフルなビビッドカラー

 

【ウッディ】

森林の大木を思わせる木の香り

落ち着いたり、温和で深く安心できる癒しの効果。
針葉樹(ヒノキなど)には自律神経を整えたり、免疫力をあげる効果もあるらしいです。

色: 大木のような茶系の落ち着いた色合い

 

【スパイシー】

シナモンやカルダモンなど香辛料の香り

香辛料によって特徴が様々。

嫌いでなければ無気力な時に心身を優しく刺激してくれる効果があるので使い方次第ですね。
ワイルドでセクシーと感じる人も多いんだそう。

色: あたたかみのある黄色や赤茶系など

 

【エキゾチック】

東南アジアや中東を思わせる香り

情熱的、大胆なる、情熱的になるなどムードを高めたりする魅惑の効果あり!

ミステリアスや神秘的なイメージも

色: 紫系、赤系、オレンジ、黒


アロマを使うときに実物や絵、写真がなくても色を見るだけでも相乗効果があるので取り入れてみるのも良いのではないでしょうか?

個人的には美術館を作る際に積極的に取り入れたいことの1つとして考えています。

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