黒は扱うのが難しい…けど上手に使えば最高の引き立て役の色になる!

白が何色にでも染まりやすいなら黒は何色にも染まりにくい色!
なので他の色を潰してしまったりしやすいので扱いにくいのですが、上手に使えば最高の引き立て役の色にもなるのです。

今回はそんな黒が持たれやすい印象と絵の具でよく使うテクニックについてのお話です。

黒い色の印象

黒い色は暗闇や未知の恐怖心を抱きやすいのでマイナスのイメージが持たれることが多いです。
例えば、肝試しやオバケ屋敷に行ったときそこが明るい場所よりも暗くて視界が悪い方がドキドキしますよね?

なので黒は世界中で死や不幸、悪の色として扱われることが多いのです。
日本では喪服は黒だったり、アニメやヒーローものの悪役は黒い服装のことが多いです…。

でも、マイナスのイメージだけではありません!

専門的でないことを意味する【素人(しろうと)】は色で表すと【白】ですが反対のプロフェッショナルを意味する【玄人(くろうと)】は【黒】となります。

なのでプラスのイメージはプロフェッショナルさや、気品の高さ、こだわりの強さなどを表現できるのです。

あと黒は引き締め効果のある色なのでスタイリッシュに見えることもあるそうです。
でも全身黒いと喪服のイメージや暗い謎めいた印象にもなるので服装には注意したいですね。

黒い絵の具の使い方

星空のように黒+白や黄色など目立つ色の組み合わせはお互いに引き立てる色で分かりやすいと思いますが、赤や青はあまり目立ちません。

ですが赤や青は黒を少しずつ混ぜることで落ち着きのある不思議な魅力の色にすることができるのです。

一段目はそのまま、下は黒を混ぜた色

紫色でも大丈夫。黄色は緑よりになってしまう。

個人的に気に入ってよく使うのは、この色にさらにパールホワイト(カラーパールホワイトでも可)を混ぜることです。

量にもよりますが上手くできれば高級感のあるベロアの生地のような表現もできます。

他の色でも黒とパールホワイトの調整をすることで表現できますがオススメは赤・青・黒は作りやすいです。


1番使う方法は動物の瞳なので反射した光などもあるせいでほとんど使ってない色でもあります(苦笑

黒く塗りつぶすことは簡単ですが、上手くコントロールできるようにしたいですね!

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